インフルエンザは主として患者のセキやくしゃみより、

空気中に放出されたインフルエンザウイルスが気道に入って感染します。

感染して1〜5日すると急な高熱、体がだるくなる、セキが出る、

のどが痛くなるなどといった症状で発症し、普通は約1週間で治ります。 

しかし、最近では乳幼児の脳症の中にインフルエンザウイルスが

原因と思われる症例があることが報告されています

また高齢者では肺炎や気管支炎などの合併症をおこし、

重症化する方が増加しています。

   

インフルエンザを予防する最も確実な方法は、

流行前にインフルエンザワクチン接種を受けることです。

特に高齢者・心臓や肺に慢性の病気を持つ人や

乳幼児では重症化しやすいため、

ワクチンを接種することが望ましいと考えられます。

   
 

インフルエンザは例年12月中旬から3月にかけて流行します。

予防接種の効果が現れるまで約2週間かかりますので、

予防接種は11月下旬までに受けることが望ましいと考えられます。

接種回数は中学生以上の方は1回、

小学生以下の方は2回の接種になります。

2回目は1回目から3〜4週間の間隔をおいて接種します。

   
   
 

1回 2,500円 (税込価格)

65歳以上の方で、野洲市・守山市在住の方は :1,000円 
                          (市による助成があるため)

     

最近の報告では中学生以上の大人では、

1回の接種で十分な効果が得られることが分かってきました。

しかし小学生以下の小児では、1回の接種では効果が不十分なことが多く、

2回の接種が必要になります。

 
   

毎年接種することをお勧めします。インフルエンザウイルスは毎年変化しながら流行するため、

今年流行が予想されるウイルスにあったワクチンでないと、効果が期待できません。

 

残念ながら100%の効果は期待できません。

しかしインフルエンザによる重篤な合併症や、死亡を予防し、

健康被害を最小限にとどめることが期待できます。

 

注射部位が赤く腫れたり、硬くなったりすることがあります。

発熱や頭痛の全身反応もありますが、極めてまれです。

 
 

インフルエンザワクチンを製造する過程で、鶏卵を用いるため、わずかながら卵由来の成分が残ります。

近年では高純度に精製されているためほとんど問題となりませんが、

強い卵アレルギーがある場合は、接種に注意が必要です。

必ず医師に相談してください。

 
 

ポリオ・麻疹(ましん・はしか)・風疹・BCG・おたふくかぜ・水痘(すいとう・みずぼうそう)の予防接種は、

接種後4週間以上あければインフルエンザ予防接種可能です。

3種混合(ジフテリア・百日せき・破傷風)・2種混合(ジフテリア・破傷風)・日本脳炎・B型肝炎の

予防接種は、接種後1週間以上あければインフルエンザ予防接種可能です。

また、インフルエンザ予防接種後1週間以上経過すれば、どの種類の予防接種を受けてもかまいません。

 
 

全ての年齢で接種が可能ですが、以下の方は予防接種を受けるにあたって注意が必要ですので

医師に相談してください。

   
1
心臓血管疾患・腎臓疾患・肝臓疾患・血液疾患などの基礎疾患がある方
2
インフルエンザ予防接種後2日以内に、発熱や発疹などアレルギー症状の見られた方
3
過去に痙攣(けいれん)の既往のある方
4
過去に免疫の異常を指摘されたことがある方
5
気管支喘息のある方
6
卵や鶏肉にアレルギーのある方
7
妊娠している方
 
 
以下の場合は予防接種が受けられませんので注意してください。
   
1
37.5℃以上の熱があるとき
2
重篤な急性の病気にかかっている
3
予防接種で重症のアレルギー反応が出たり、ショックになったことがある。
4
1ヶ月以内に麻疹(ましん・はしか)・風疹・水痘(すいとう・みずぼうそう)・おたふくかぜにかかった場合
5
他の予防接種を受けてから一定の期間が経っていないとき(A6を参照してください)
 
なかにし耳鼻咽喉科
日本耳鼻咽喉科学会認定  耳鼻咽喉科専門医  院長  中西豊
滋賀県野洲市小篠原 1033-1 (アルプラザ野洲店前)  TEL 077-586-3341
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